【経営管理】資金繰り表について④

資金繰り表を作成するにあたっては、「損益計算書との連動」はしておいた方がよいでしょう。
会計的な知識が少ない方ほど、いきなり資金繰り表を作成する傾向にありますが、
過去の実績と比較するときに会計データと簡単に比較できる「損益計算書との連動」は後々の手間が大幅に省けます。

また、資金繰り表を作成すると、「その場合の損益は?利益は?」という話になるのが常ですので、
損益計算書と資金繰り表 本来は連動しているものです。
作成する場合は、初めから連動させて作成することを考えておくべきものです。

将来の損益計算書を作成するにあたっては、
「直近の売上見込」といった変動する可能性の高いものは見込みに従って変動させるようにします。

「ウチは売上見込が立て辛いから」というのも、よくお聞きしますが、
立てやすい会社の方が少ないです。
まずは保守的に・低めに立ててみるというのでもよいでしょう。

また、特に忘れがちなのが、「消費税」です。
決算後であれば予定納付により支出額が明確ですが、決算をまたぐような場合は注意が必要です。
「預かり分だから」とは建前です。お金に色はありませんので、資金繰りの際には忘れないようにしましょう!

大阪で資金繰り相談なら MSコンサルティング
☜ 記事の一覧に戻る