経営陣と従業員の意思疎通

少し前のニュースですが、

「ドミノ・ピザがキャンペーン停止」ってあったの覚えておられますか。

何やら過ぎた割引キャンペーンで注文が殺到して、何時にピザを届けられるのかも分からない・・・みたいな事態になったそうです。

経営陣に現場を分かっている人がいない現場の意見が経営陣にいかない というのが大きな一因ではないかと思っています。

私が今まで関与させていただいた企業再生案件の多くも、意思疎通ができていない・風通しが良くない会社が多くありました。

意思疎通がないと問題発生時の対応も遅れていきますし、問題の本質を誤ることもでてくるでしょう。

経営者のワントップ型とでもいうのでしょうか、業績がいいときは何事もなく進みますが、逆回転し出すと中々気づけずに手ひどい目に遭っている会社も多いです。

取締役会・幹部会・部長会といったような会議体が意思疎通の場になりますが(普段のコミュニケーションを除けば)、上司に萎縮してしまってほとんど言いたいことも言えない だと、やってる意味はありません。

弊社では取締役会開催支援もしております。

社長・従業員どちら側でもなく、会社の立場から発言させていただきます。

ある会社の役員会では、「ジャリのくせに生意気言うな」と社長に怒号を浴びせられることも多々ありました。

その言葉に深く傷つきながらも(笑)、発言は続けましたが・・・

風通しのいい風土は組織が強くなっていく上で、必須の重要事項です。

人の振り見て我が振り直したいですね!

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